非弁行為!?最近話題になっている借金シミュレーター

前回記事に取り上げたHIROKENの運営している街角相談所-法律-のコンテンツの中で注目されていた「借金減額シミュレーター」
何社から借りているか?住宅ローンはあるか?どのくらい借りているかに答えるだけで、簡単に自分の借金がどのくらい減るかという結果が送られてくるので、借金に悩んでる人にとってハードルが低く、手軽に利用できるので人気になっていました。

しかし、

弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。

という弁護士法第72条に違反しており、立派な非弁行為です。

また、この借金減額シミュレーターは結果で特定の事務所に絞って紹介をしており、相談者と弁護士の間を仲介し、周旋行為を行なっています。
「あくまで広告業として事務所の紹介をしているため問題はない」なんていう意見もありましたが、実際に事件になっています。
前までは必ず一部の事務所が紹介されていましたが、現在借金減額シミュレーターを行ってみると、「事務所が見つかりません」というメッセージが出て、どの事務所も紹介されない状態になっています。

これは街角相談所-法律-もシミュレーターは違法行為でしたと認めているようなモノです。

関連項目

街角相談所-法律-を運営している株式会社HIROKENに家宅捜索

債務整理仮定しているシミュレーターは全て違法ですが、ほかにも類似のシミュレーターのサイトがまだまだ見受けられます・

しかし、不思議な事に借金減額シミュレーターの口コミでWEB検索をしてみると、何処も好意的な意見ばかりで借金減額シミュレーターがまるで良い物かのような印象受けてしまいます。

実際に法律の話というのは一般人に馴染みがないので、こういったネットでの自演口コミのようなモノやもっともらしい事を書いたサイトに言われるがままにズルズルと借金の相談をしてしまいがちです。

分かり易さは大切ですし、依頼前に借金がどのくらい減るのかというのがパッと分かるのは債務整理を考えている人にとっては非常にありがたいモノですが、それが本当に損をしない方法なのかは疑問が残ります。
改めて自分が借金の相談をする弁護士・司法書士はしっかり選ばなければならないなと感じさせられました。

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