債務整理をすると信用情報機関に事故情報が登録され、期限まで事故情報が消去されることはありません。
しかし信用情報の事故履歴が削除されても、そこから前と同じようにお金が借りられるようになるのかというとそうではありません!
それは債務整理をした貸金業者が独立してブラックリストを持っていることがあるからです。
事故情報が載る事のデメリット
事故情報が登録されるとどんなことが起こるの?と思う人もいるでしょう
事故情報が登録されてしまうと新しく借入をする事ができなくなります!
信用情報は共有されている!
じゃあ、他の業者でお金借りればいいやって思う方もいますがそれも無理です!
信用情報は信用情報機関という各金融業者が加入しているネットワークがあり、どこかの業者で事故情報が登録されてしまえばネットワークを通じて金融機関の間でお尋ね者扱いになってしまい、新しく借入しようとしても審査が通らなくなってしまうのです!
事故情報を消す事は難しい
一度事故情報が登録されてしまうと、5~10年という期間を過ぎなければ消える事はありません。
しかし、もしも信用情報に誤りがあり、自分の信用情報に間違った事故情報が登録されていた場合は訂正を求めることができます。
信用情報は信用機関に依頼して情報開示をして貰わなければ見る事はできません。
信用情報がどうなっているか不安な方は、専門家に依頼して情報開示請求をしてみるとよいでしょう
信用情報とは別の「社内ブラック」
ではタイトルにある社内ブラックとはなにか?
それは信用情報とは別にその業者自身がもっているブラックリストです。
一度その業者からの借金を債務整理してしまえば、業者側は「この人は借金しても返せなくなって債務整理する奴」としてリストアップしておき、次に借入申し込みをしても審査を通さないのです。
そして社内ブラックは業者が独立して管理しているデータなので、信用情報のように消える事もなく、開示して見る事もできません。
社内ブラックの恐ろしい事はその業者だけではなく、系列の会社からの借入も出来なくなる可能性が高い事です。
貸金業者の系列は銀行が付いていることが多く、貸し金業者の債務を整理をしたら銀行からのローンも断られてしまったなんて事もあるので注意が必要です。